どろどろのおはなし

女の子はどうやら両親を亡くした か両親に捨てられたかで、親戚なのか他人なのか分からない母親がいる。
何かを理由にその母親と仲違いして家を飛び出したらしい女の子。(あらすじ)
この女の子ほんとに小学3年生なのか…?(感想)

わたしは今回母親視点、家の中にいるとかじゃなくて家(アパート)の入口に出て
「あの子が外にいるなら私もあの子が帰るまで外にいましょうか…」
とかなんとか言って外にいたの、これわたし聞いた覚えはあるけど言った覚えが無いから単純にわたしは母親の視点になってる。
時間の感覚とか覚えてないからどれくらい外にいたか分からないけど 女の子はまだ日が高いときに出て行ってて。
「なんであなたが外にいるの。」
って夕方に女の子が戻ってきて
「おかえりなさい。」
ってお母さんが返して。
「答えになってない、なんであなたが外にいるの。」
「いち早くあなたを迎えられるようによ、ほら 外にいて疲れたでしょう、家に戻りましょう。」(肩を持つ)
「…なんなのあなた…」(軽く睨む)
「…やっぱりお母さんとは呼んでくれないの?」
「あなたはお母さんだけど“私のお母さん”では無いから。」(家に向かう)
「私まだあなたに嫌われているのかしら…私はあなたの事を愛しているのよ…?」(ついて行く)
「あなたはそうでも私はまだあなたの事好きじゃないわ。」
「それは残念ね…私 あなたに何か嫌われるような事しているかしら…」
「別に、私が単に気に入らないだけ。」(ドアを開ける)
「そう…」

女の子は自分の部屋に入って行った、ここで少し時間が空く。

「…」(部屋のドアをノックする)
「…はい、なに?」(開ける)
「晩ご飯 出来たわよ。」
「…今日はいらない。」
「ちゃんと食べなさい…ほら行きましょう?」(肩を持とうとする)
「っ…いらないって言ってるでしょ!」(手を払う)
「…なら理由を教えて?どうしていらないの?」
「別にお腹空いてないから…」
「長い間外にいたでしょう?お昼もそんなに食べてないのに…そんなわけないでしょう…?
もしかして 私の料理美味しくないかしら…?」
「…そんなことない、あなたの料理がいけないわけじゃない。」
「ならなにがいけないの…?……私あなたとちゃんとした家族として過ごしたいの、私はあなたと向き合いたいの…」
「…私だって……ちゃんと家族として在りたい!でも…私 あなたの事を何も知らない!お母さん達がいなくなって…その後すぐにあなたが来て…「私が今日からあなたのお母さんよ。」って…何も分からないままあなたが私のお母さんになって…お母さん達がどうしていなくなったのかも教えてくれなくて……そんな中あなたと家族になんてなれない!……なりたくても…なれない!」(泣きながら)
「…ごめんなさい……でも あなたはまだ幼い…お母さん達と私の全てを話すにはまだ早いの……いつかちゃんと話すわ…本当よ……」
「そんな事どうだって良い!私はどうしてお母さん達がいなくなったのかが知りたいの!教えて!」
「…それを教えるには全てを話すしかないの、あなたにとってはとてもショッキングな内容よ…それでも良いかしら…」
「ええ…分かったわ…」
「…あなたのお母さん達はね 遠くに行ったの、あなたを捨てて…」
「………!?」(目を見開く)
「…私はね あなたのお母さんの妹なの、あなたのお母さん…姉さんから数年ぶりに連絡が来てね…私がいくら連絡しても出なかったのに……その内容が…
「私達はもう面倒を見る事ができません、あなたに???(女の子)を預けます。
私達はもう家を出て行きました、私物以外は置いてあります、あの子をお願いします。」
って……本当なのよ…私だって驚いたの、私 あなたには出産祝いのときにしか会ってないの…あなたの事…私も何も知らないの…」
「……そんな……だって、いなくなる前日まで お母さんはそんな素振り…」
「………」
「……ひどい…だって…そんな……そんな事 って…」(泣き崩れる)
(肩を抱く)「…私だってどうして だとか聞きたいことは沢山あった…でも姉さんはそれから返事をしてくれなかった…
…だからあなたには…ちゃんと家族になってから…落ち着いてから話をしようと思ったの…ごめんなさい…」
「ぐすっ…あなたが 謝ること…無いじゃない…っ……あなたは 何も……寧ろ私…あなたにひどい事を…」
「良いの…当然だもの…あなたにとって私は他人…仕方無かったわ…」
「ごめんなさい…ぐすっ……ごめんなさい…」


Happy End、では無いんですよね これ。
お母さん達は確かに女の子の事を愛していた。
でもこの話には、正しくは お母さんの話 にはまだ隠されている真実がある。


お母さん…妹は女の子の本当の母親、
「あなたはお母さんだけど“私のお母さん”では無いから。」
という女の子の発言 妹は本当のお母さんだったんです。
あれ?なら姉はなに?妹が母親なら姉は他人なんじゃ?
女の子の父親は確かに父親だったんです、なら他人は姉だけ。

妹─┐┌─父親
女の子

本当の家族構成はこう、だけど。

妹─┐┌─父親─姉
女の子

何ということでしょう、父親と姉が繋がっていたんです。つまり?

妹── 父親─姉
→ 女の子

こういう事だったんですね、納得!

「…私はね あなたのお母さんの妹なの、あなたのお母さん…姉さんから数年ぶりに連絡が来てね…私がいくら連絡しても出なかったのに……その内容が…
女の子が生まれた後、ほぼ直後。
妹が家を空けるから父親に子供をお願いしていた日、姉も近所に住んでいると言って(嘘)お手伝いに来ると言い妹はそれを快諾。
妹が家を出ていった瞬間から父親は私物をまとめる といっても普通車に詰められる程度、そして妹が家に帰る前に女の子と共に2人の本当の家に帰ればMission Completeですよ。
妹が家に帰ると部屋も暗く父親の私物が無く、数日前にやっと会えた娘も、いない。
絶望でしょうね、絶望だと思います。
とにかく姉と父親に連絡する がもちろん返ってこない。
警察に連絡 とかすればどうにかなったのかもしれない が妹はしなかった、そこはご都合主義。
ちなみにこれ 妹─父 も 父─姉 も婚姻関係には無いです。2人の両親も既に他界、なのでこれは完全に3人しか知らない出来事。
私 あなたには出産祝いのときにしか会ってないの…
生まれた直後に姉達に奪われてしまいましたからね、そうでしょう。

色々ありますが省きます、姉と父の住所を掴んだ妹、9年?それくらいぶりに再会ですね。
単刀直入に言うと殺しました、2人を。
女の子が学校に行っているとき 尚且つ姉と父親が家にいるとき、2人を殺して2人の私物と死体をまとめて処分、どこに?さぁ どこでしょうか。
2人がいなくなった所に女の子が帰ってきます、2人とも出掛けたのかな?にしては家が少し片付いてるような?女の子は特に怪しむ様子もなく自室に戻ります、ここで両親の部屋に行っていれば服等が全て消えていることに気付いていました。
夜になっても帰って来ない、流石に不思議になります、もしかしたら部屋で2人とも寝てるのかも?両親の部屋に向かいます、ここで妹が家に来ます。
「え…誰…?」
「私、お母さんとお父さんの知り合いなの。
お母さん達に突然仕事で遠くに行くって言われてね、あなたの事をお願いされたの。
今日から私があなたのお母さん、なのかしら?
突然の事で戸惑っていると思うけど…よろしくね…?」
「あっ…はい…よ、よろしくお願いします…?」
「私、○○っていうの、あなたは…?」
「○○○っていいます…」
「…○○○ちゃんね、ありがとう。
お腹、空いてるでしょう?何か作るから待っててね。」
「はっはい、ありがとうございます…」
みたいな会話してたと思う、多分。
妹は○○って名前を付けてたけど姉達に名前変えられててショック受けてるだろうなって…

それから半月とかそれくらい…全然お母さん達が帰って来ない事に怪しく思った女の子が聞いたりするけど「帰る時期も決まってないらしいの…」とかはぐらかすから段々妹の事を不審がる。
それから真実を知ったのが上記の話ですね。

メールは嘘だしお母さん達が“そんな素振り”を見せなかったのは殺されたから。
妹はやっと実の娘と暮らせる、でもその事実は隠して生きなければならない。
女の子は偽りを真実と信じている事を知らずに…“本当のお母さん”と暮らす…

どろどろ〜!(げろげろ〜と同じイントネーション)
NEW ENTRIES
本日のニュース(01.27)
今日は(01.24)
インターネットに委ねて(01.01)
(09.11)
8月31日(08.31)
びっくりしちゃった(07.02)
タイトルを入力(01.08)
あかい(09.13)
あっはっは(08.17)
後輩です(05.16)
TAGS
あいらぁぶ
ARCHIVES
RSS
RSS